断熱性能の話
断熱性能の低い家を買うと言う事は、貴方はお金持ちと言う事になります!
先に言っておきますが、住宅ローンは35年で終わりますが、生活している以上光熱費は永遠にかかり続けます!
つまり、断熱性能の低い家に住んでいると、温熱環境が悪くオマケにお金もたくさんかかるって事になります。
だから「お金持ちじゃないと住んじゃダメ」って自分は思っています。
では、どれくらいの性能なら良いのか?と言う事ですが、それもまた判断が難しいです(汗)
なぜ難しいかと言うと「数値は高いけど施工に問題があったり、断熱材に問題があったりして寒い家もあるから」になります(汗)
とは言え、UA値が0.4とか0.3とか言う数値の家で寒い(暑い)なんて事は無いですが、数値の割に寒い家はいくらでもある!
自分が作る家のUA値の平均は0.5前後ですが、それで十分光熱費は抑えられるし十分冬は暖かく夏は涼しい家になっています。
C値は1.0以下じゃないと問題になりません(汗)
もみの木ハウスの平均のC値は0.2くらいです。
C値は嘘をつけないですが、数字の戦いをしているわけじゃないので、別に何がどうと言うことでもないです。
結論何が言いたいかと言うと「数値なんかで快適な家、エコな家」なんて言うのは測れないと言う事です(汗)
本当に知りたいなら、その会社が作った家に住んでいる人に本当の話を聞いた方が良いし、体感した方が良いと思います。
それが、リアルです。
住宅会社は(自分達も含めてですが)良いことしか言わないですから、気をつけた方が良いです(汗)
「ウチは他社よりもUA値が高いから温熱環境、光熱費共に優れております」みたいに言ってきますよ!
正直自分も8年前位は、UA値(当時はQ値)マウント取ってましたが、快適な家を作るのに、そこだけが論点じゃないと言う事に気がついて軌道修正して、今に至ると言う事でございます。
断熱性能は数値で表す事ができます!ただ、体感温度を表す数値はありません。大切なのは、体感温度です。同じ室温でも暖かく感じる家もあるし寒く感じる家もあります。
数値だけを追って家造りを考えると「思ってたのとちょっと違う」みたいな事もあると言う事ですね。
おしまい