新潟でZEHはどうなんだろう?
ZEHと言う家があります。
読み方はゼッチと読みますね。
ZEHは略語で、正式にはNet Zero Energy House(ネットゼロエネルギーハウス)になります。
つまりどういう意味なのかと言うと、自宅で使う電気を自分の家に設置した太陽光発電などで発電した電力でまかなおうと言う事ですね。
ZEHの家に必要な要件としては、高性能断熱と高効率設備(給湯器、エアコン等)と太陽光発電のような発電設備が必要です。
つまり高断熱と高効率設備で省エネ住宅として太陽光発電で創エネすると言う事ですね。
さて、ZEHは家を建てるときに有効な手段なのか?と言う事なんですが、結論から言えばおそらく損をする可能性が高いです(爆)
ZEHの場合発電設備として、太陽光発電を設置するケースが多いのですが、これが厄介な代物でございます(汗)
厄介と言うのも、簡単に言えば太陽光発電は家電です!
いつかは壊れるだろうと言う事と、取り付けている部分が屋根という事です。
家電ですのでいつか壊れるのは普通です。
壊れた後どうするのかと言う事ですね。
それも、屋根に取り付けているので取り換えるにも撤去するにも中々のお金がかかります。
当然そうですよね、足場を掛けて外すことになるし、外した後の屋根はやり替えになる(汗)
さらに言えば、処分にもかなりのお金がかかるようです。
それを、今まで発電で稼いだお金でまかなえるのか?と言う話になるとかなり厳しいでしょうね。
もう一つ言えば、新潟の場合太陽光発電は雪が滑って下に落ちます。
当然雨樋は壊れるし、屋根の下に物があれば落雪で壊れます。太陽光パネルの上の雪は凍結しています。
つまり岩みたいなのが降ってきますので、人に直撃すればタダでは済みません(汗)
屋根の下に駐車場を設置していたりすると車も壊れる!
太陽光発電を設置する場合は、広い敷地とちゃんとした設計力が無いとかなりリスキーと言う事ですね(爆)
とは言え、住宅会社はZEHを進めています。
よく聞くのが「光熱費を抑えられるから、その分を住宅ローンの返済にまわせますよ」って言うウソみたいなウソな話(笑)
何故そんなウソをつくのかと言えば、当人は嘘をついているとは思っていません!
住宅を15年くらいのスパンで見れば、もしかすると住宅ローンの返済に回せる可能性は数パーセントくらいはあるのかもしれません?
(個人的には無理だと思いますが(爆))
と言う事は、ZEHを売りにしている会社は15年以降にどうなるかを考えて家は売っていないと言う事ですね(汗)
恐ろしい事です!
最後にZEHは国からの補助金があります。
逆を言えば補助が無いと成り立たない物ですので、自分としてはそう長続きはしないように思います。
自分の考えから行くと、これから家を建てる人は高性能な住宅は絶対必要だとは思いますが、太陽光発電はやめておいた方がいいですし「もうつけちゃったよ」って人は太陽光発電で稼いだお金は使わずにとっておいた方がいいと思います、やり替えるときに少しは足しになりますからね(汗)
本末転倒ですけどね(爆)