住宅雑誌には工務店やビルダーの情報が多く載っています。
自分もその雑誌をよく見ているんですが、これがなかなか面白い(笑)
「坪単価」なんかは、結構面白くてどこからどこまでが単価に入っているのかは分かりませんが「坪30万~80万」みたいな工務店が結構あります。
自分としては「なんでそんなに幅があるのだろう?」って思いますが、その理由を考えて行きたいと思います。
自分の推測ですが「お客さんの収入に関わらず仕事を受注したい!」と言う工務店の狙いなんだと思います。
大体、そう言う会社は何の特徴もない住宅を作る事が多いような気がします(汗)
特徴が無いから、お客さんの要望を聞かないと家が作れない訳で、お客さんの要望を聞いてると坪単価の幅が大きくなるのでしょう?
だけど、ファミレス並みの価格帯から超高級料亭の価格帯をカバーするって「何なんだろう?」とは思う訳でございます。
そうなると、ファミレス並みの単価の物を発注した方がお得感がありそうですから、「結局はローコストの会社が高級感を出して、お買い得感を演出しているのか?」なんて勘ぐりを入れたりしています。
「レクサスマークの軽自動車」って事ですね(笑)
自分としては、それで何かメリットがあるんかな?って考えますが、多くの会社がそうやっていると言う事は何かメリットがあるんでしょう?わかりませんが(汗)
でも、それで大変なのはお客さんでしょう!
どこの住宅屋さんでも「レクサスマークの軽自動車」とか「ベンツマークの軽自動車」みたいな話しになる訳で、それが良い人は良いんだろうけども「ちゃんとしたレクサス」が欲しい人は見極めがめちゃくちゃ大変になる(汗)
自動車業界の様に「レクサス」=「値段も高級で品質も最高」みたいに分かり易ければ、選びやすいのにね~って自分は思います。
それには、住宅に「特徴」と言う物が必要になって来るのだけれども、それが無いんじゃどうにもならない訳ですけどね(汗)
住宅業界は、販売単価が高いせいか売る側の潔が良くない!
自分の作る家はこんな人に最適だから、こんな人に住んでもらいたい!
それ以外はお断りをしよう!ってのはまず無いからですね(汗)
自分の作る家の特徴を崩してまでも、売れる事を重視するのは良い事か悪い事かはわかりませんが、特徴をハッキリさせれば単価も大きくはブレない訳ですし、欲しい人も見つけやすい事になりますから、買って欲しい人に見つけてもらいやすくなる!と自分は思っています。
本当に、それが良いか悪いかなんて言うのはわかりませんけど、自分はその方が潔が良いと思うし、お客さんも分かりやすくて良いと考えています。
住宅雑誌を見ていると、色々突っ込みたくなる事や面白いことがあるので、これからも気づいたら書いて行きたいと思います。
山田 雄一
もみの木ハウス新潟では、夏暑く冬寒いという、新潟県の地域特性に合ったお住まいを提案しています。もみの木を内装材として使用した、健康で快適で安心な家族がふれあう素敵な空間をお客様に提供していきたいと考えております。