設計の仕事
「快適な住宅」に必要な機能は、簡単に言えば耐震性能と断熱性能と間取りと内装材です。
この4つの項目がバランスよくできている家は、良い家だと自分は思います。
ですので、どれか一つでも性能が低ければ、家としてのバランスは崩れてしまいます。
いくら断熱性能が高く間取りもよく内装材もしっかりしていても耐震性能の低い家は、地震が来た時点で家族を守ると言う役目を終えてしまい、逆に家族を傷つける物になりえます（汗）
ですので、全てがバランスよくなくてはダメなんですよね。
内装材と断熱性能は大きくかかわっているし、断熱性能はを把握していなければ、間取りは出来ませんし、間取りも耐震性能を考えながらやる必要があります。
だから、プランニングはトータルで考える必要があると言う事ですね。
しかも、お客さんの予算の範囲でとなると、さらにハードルは上がるわけですね。
それを全て取りまとめて図面を書くのが「設計士」の仕事ですが、それをちゃんと出来ている設計士さんがどれくらいいるのかは疑問ですね（汗）
お客さんに「間取りをどうしましょうか？」なんて設計士のレベルでは、全くもって話にもならないレベルですので、気を付けた方がいいでしょう（爆）
絶対的に、お客様の事を知り、予算を決め、住宅の性能を把握してなければ設計なんてできないと自分は思っていますが、世の中そうでもない辺りが怖いです（汗）
設計士の質も下がっていますが、お客の質も下がっているって事もよくないですよね（爆）
お客さんも一生に一度の家づくりですから要望を全てかなえたい気持ちは分かりますが、全てを叶える事は大概できませんので安心してあきらめてください。
家って要望を叶える場所ではなく家族を守る場所だからですね。
住宅の設計は他の建物とは違います、建物の規模が小さいので何かでごまかすことが出来ません。
だから経験値のない設計士に頼むと危険と言う事ですね、住宅設計は相当難しい仕事だと思います。
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山田 雄一
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