住宅を作る時にプランニングと言う作業があります。
お客さんからすると、1番楽しみにしている作業かと思われます(笑)
普通の住宅会社の場合、プランニングはお客さんの意向を図面に起こしていくと言う作業になるからですね。
普通の住宅会社からすると、お客さんに対するエンターテインメントみたいな事なんだと思いますが、自分からするとそれは「時間の無駄遣い」と考えます(汗)
住宅雑誌いわく、プランニングに1ヶ月とか2ヶ月かけて、それで見積もりを出してもらい良ければ契約で、ダメならもう一度プランニングに戻ってってなるらしい(汗)
それって、時間の無駄遣いじゃないですか?
そもそも、資金計画がしっかり出来ていて、敷地も決まっていて、そこに住む人の身体的特徴や生活パターンが決まっていて、住宅会社の目指す家づくりが明確になっていたのならば、プランニングにそこまで時間がかからないと思います。
決まらない場合は、それらのどれかが決まっていないと言う事になります。
つまり、トータルの計画が出来ていない事になり、住宅会社のマネジメント能力の低さを露呈させている事になっている(汗)
良く同業者から聞く「ウチはプランニングに2ヶ月も掛けているから、お客さんの満足度は高い」なんて聞いた事がありますが、それって満足に繋がるんかな?って感じていますが、自分とは考え方が違うんだと思っています。
自分がお客の場合「あなたの場合これが1番幸せになります」って事で作ってもらったプランの場合「それでお願いします」ってなりますけどね~って思います。
つまり、お客さんにプランニングを「どうしますか?」なんて聞く会社には、目指す家づくりが明確になっていないと言うのも含め、トータルのマネジメントが出来ていないって事だと思いますから、2ヶ月もダラダラとプランニングにお客さんの時間を奪うのは「罪」と考えます(汗)
矛盾ですが、プランニングはプランニングする前に決まっています。
それが出来ない人をプロとは言わないんですね!
要するに、家づくりを他人事として考えている人は、そうなる傾向にあるのだと思います。
自分の家を作る時には絶対にしない事を、お客さんの家ではやる訳ですし、そこまで考えていないのかも知れないし、想像出来ない人ですからプロじゃ無いです。(汗)
自分には作り上げたい未来があって、それにはどんな住宅を作って行くべきか?と言うのが明確になっています。
それに、共感してくれて、資金計画に問題がなくて、敷地的に可能な人に自分が出来る限りの家を作って大事に住んでもらいたいと考えています。
ですから、身体的特徴や生活スタイルを聞き取れていれば、プランニングは1回で終わります(汗)
ですので、プランニング前の聞き取りの時に「リビングを何畳にしましょうか?」なんて事は聞きません!
それは、お客さんの新生活をトータルで考えているし、将来的なことも考えて作っているので、部屋の大きさを素人に委ねるなんて無責任な事はしないからですね。
とは言え「自分でプランニングしたい!」とか「自分の考え方を家に反映させたい!」と考える人の方が多いでしょう。
そう考える人は、普通の会社に行けばいくらでも聞いてくれますので、そちらに行かれた方が良いでしょう。
自分はそう言う考え方じゃないと言う話ですね。
山田 雄一
もみの木ハウス新潟では、夏暑く冬寒いという、新潟県の地域特性に合ったお住まいを提案しています。もみの木を内装材として使用した、健康で快適で安心な家族がふれあう素敵な空間をお客様に提供していきたいと考えております。