化学物質の次はカビダニだ!
シックハウス症候群で悪者になりがちなのが化学物質です。
化学物質の有名どころのホルムアルデヒドですが、国の基準で室温23℃で0.08ppm
以内であれば大丈夫なんだそうです。
普通に生活してると室温23℃以上には余裕でなっちゃいますけどね?
その環境で、室温30℃になると0.18ppmになってしまいます。
ホルムアルデヒドの濃度は0.08ppmで臭いを感じます、0.4ppmで目がチカチカ、
0.5ppmで喉の痛みが出るそうです。
ちなみに、50ppmで致死量になるそうです(驚)
怖いですね。
たしかに、ホルムアルデヒドは人体に良い影響はあたえません。
そのかわりに、カビやダニの抑制効果があります。
ですので、防カビ効果のある新建材にはそれらの成分が大量に入ってると
考えてもらって良いと思います。
だいたい、防カビ効果の効き目は10年間続くそうです。
つまりは、10年間は化学物質が出続けるって事になる。
10年くらいからは揮発量も少なくなる。
10年経って、「あーよかった」ってなれば良いんですが、、、、
10年以降化学物質の代わりに出て来るのはカビです。
化学物質の次は、皆さんが嫌いなカビに悩まされることになる。
どんなに綺麗好きなお宅にもです。
カビは室内の表には出てこないかもしれませんが裏側に出ます。
そこに出始めると、カビの胞子が大量にばら撒かれて、
徐々に室内にも出てきます。
そうすると、自動的にダニも出る。
これで、喘息や呼吸器疾患の材料が急激に増えるってことです。
残念ながら、これが今の日本の住宅です(汗)
「新しい家に住んだら、子供の喘息が起きなくなりました」
ってのは、10年間って期限付きの可能性が高い!
10年後は、子供も大きくなってるので喘息も出ませんが
最近では大人の喘息も多いので注意が必要です。
家つくりは一生に一回です。
せっかく苦労して建てた家が、家族を苦しめる事になったら悲しいです。
ですから、家つくりは慎重にして欲しいと自分は思います。
ショールームや見学会に沢山行ってください。
確かめて欲しいのは、「家の臭い」です。
女性は男性よりも臭いに敏感な人が多いので、
出来れば女性が臭いの確認をしてください。
玄関先で、目を閉じて鼻で深呼吸してください。
新築の臭いがしたら、10年後カビに悩まされる家の可能性が高いです。
実は、新築の臭いの正体は化学物質の臭いです。
「化学物質が大量に使われている家=カビに悩まされる家」で間違いないです。
おそらく、どの家も新築の臭いがします(笑)
出来れば、その経験の後に弊社の見学会に来るとわかりやすい。
絶対に新築の臭いがしないからです。
家の本質は、目で見るより鼻で感じた方がわかるかもしれませんね?
完成体感会を行います。
詳しくはこちら➡Y,K様邸 完成体感会
木の調湿実験をしました。
詳しくはこちら➡モミの木調湿実験