家には色んな匂いがあります。
皆さんがよく「新築のいい匂い~」と感じる「新築の匂い」は化学物質の匂いになります。
ビニールクロスやカラーフロアや無垢フロアの塗料なんかから、化学物質が揮発します。
それの匂いと言う事になります。
アレルギーのある人なんかは、鼻水や頭痛や咳が止まりませんね(汗)
だからこそ「自然素材の家に住むんだ!」って事で自然素材の家の見学会に行っても、同じく新築の匂いがする(汗)
それは、塗り壁から出る化学物質だったりします。
珪藻土や漆喰なんかの塗り壁には、ほとんどバインダーと呼ばれるつなぎ材が含まれていて、それが合成樹脂の場合がほとんどです。
つまり、塗り壁の素材自体は自然素材なのかもしれませんが、それを塗る為には大量の化学物質を使わないと塗れません。
それをつかわないと、ボロボロ剥がれて来てクレームになるからですね!
ちなみに、アレルギーって自己防衛機能でして簡単に言えば、自分の体に合わない物質を寄せ付けなくする為の体の反応になります。
つまり、アレルギーの人は自己防衛機能がしっかり働いているとも言えますが、本人としては凄く辛い反面がありますね(汗)
そう言う場合は、反応を抑える薬を飲むより、反応が出る所に近づかない!と言うのが一番の対処法なんだと思いますが、なかなか難しいですね!
さて、もみの木の家は新築の匂いはしません!するのは、ほんのり甘いもみの木の匂いです。
カラーフロアや塗装無垢フロアやビニールクロスも変な塗り壁も使いません。
内装で使っているのは、もみの木とオガファーザーと言う紙のクロスですね。
接着剤なんかは勿論使っていますし、新建材も使っています。
だから、完全に化学物質が発生しない家ではありませんが、新築の匂いの主要発生源は絶っていると言う事です。
更に言えば多少の化学物質は、もみの木が化学分解をしてくれますので、空気環境的には普通の家と比べたら、かなり良いと思われます。
「新築の匂い」がしないからですね。
ついでに言うと、もみの木の家に住むと鼻が良くなります。
良くなると言うと、悪い所が治るイメージですが、そうではなくて「元々あった機能が正常に機能するようになった」と言う事ですね。
そのおかげで、弊害もあります。
それが、今までなんともなかったホームセンターや書店や家具屋なんかが辛くなりました(汗)
つまり、店内にある商品から化学物質が大量に発散されているのでしょう。
自分はホームセンターも書店も家具屋も行くのが大好きだったのにですね。
あそこが大丈夫な人は、化学物質に強いのではなくて麻痺しているんだと思います。
自分がそうだったからですね!
最近は我慢してでも行ってますけどね(笑)
家の場合は、滞在時間が長いです。
寝ている時間も化学物質の影響は受け続けます。
ホームセンターであれば、嫌なら出れますが家はそうは行かない。
摂取し続ければ、そのうちアレルギー反応が出る可能性が高くなります。
どうなりたいかは、その人の自由ですがそう言うのは避けたいと思うなら、「新築の匂い」がするかどうかで、判断はできると言う事ですね。

山田 雄一
もみの木ハウス新潟では、夏暑く冬寒いという、新潟県の地域特性に合ったお住まいを提案しています。もみの木を内装材として使用した、健康で快適で安心な家族がふれあう素敵な空間をお客様に提供していきたいと考えております。