床が冷たい家の謎
内装材(特に床材)で体感が相当違います。
どんなに断熱性や気密性が高く暖房の効率が良くても床が硬ければ寒い(汗)
空気温が暖かくても足が触れる部分の床が硬いと自分の熱が急激に床に奪われるからそうなるって事ですね。
専門的な言葉で言えば「熱伝導」ってやつです。一般的に硬いものは熱伝導率が高く柔らかいものは熱伝導率が低い。
簡単に言えば硬いものは冷たく感じて柔らかいものは冷たく感じないという事です。
例えば冷蔵庫に鉄とタオルのような柔らかい物を入れて触り比べればわかります。
当然ですが鉄は冷たく感じるしタオルはさほど冷たいとは感じないのは感覚的にわかるでしょう。
しかし温度計で計るとどちらも同じ温度です。
でも体感が違うのは「熱伝導」の違いってことですね。
熱伝導率の違いで体感が違うのは解っていただけたでしょうか?
さて木造の住宅の場合床材は大きく分けて3つの選択肢があります。
①針葉樹の床(杉、ひのき、もみ)
②合板の床(カラーフロア)
③広葉樹の床(ナラ、さくら、ブナ)
の3種類ですが①から順番に熱伝導率は高くなります。
①が一番冷たく感じなくて③が一番冷たく感じるって事ですね。
①の針葉樹の床の熱伝導率は大体「畳」とほとんど一緒で③の広葉樹の床はよく店舗とかで使われるPタイル(プラスチックタイル)と同じです。
もみの木の床は①の針葉樹の床に入ります。もみの床の場合はさらに浮造りになっていますし塗装がかかっていないので、普通の針葉樹よりも冷たく感じません。
だからもみの木の家ではスリッパは絶滅危惧種ですね(笑)
スリッパがなくても冷たくないから必要ないって事です。
「高気密高断熱の家なのに寒く感じる」のは床が原因かもしれません?
そこまで考えてる会社は少ないからですね。
新潟の場合は高気密高断熱ってだけで絶妙に売れます(汗)
断熱性能値だけの比較だけでは快適かどうかなんて解るわけないのにです。
それは相手が素人だから成り立ってる商法です(爆)
「ウチはあそこの会社よりもこれだけ断熱性能が高いですよ」みたいにですね。
でもちゃんとスリッパ置きがショールームに置いてある(笑)
まったくバカバカしい話です(汗)
お願い
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