木の家
木の家と言っても色々です。
一般的に木の家は、柱や梁など構造材と言われる部分に木を使っている
建物を木の家と呼びますよね。
よく、『木の家は温かみがある』とか言われる人が多いです。
確かに、木は鉄や石なんかと比べると熱の伝導率が違うので同じ温度の鉄など
と比べると暖かく感じます。
例えば、サウナの内装は木が使われている事が多いです。
室温は、だいたい80℃~100℃ですが頑張れば10分くらいは入ってられますし
座っても火傷はしませんね。
それが、鉄の内装材だったら中に入る事すらできません。
座ったら火傷しますね(汗)
このように、木は熱の伝導で言えば熱を柔らかく伝えてくれる素材です。
しかし、今の『木の家』は構造材が木でも内装材は木ではない事が多いです。
だいたい、壁や天井は石膏ボードの下地にビニールクロスです。
床はカラーフロアや広葉樹の堅い床にウレタン塗装が多い。
これが普通の家ですが、これを『木の家』と言えるのかな??って感じです。
自分はこういう建物の事を『木の家』とは言いません。
ちなみに、自分は『ビニールボックス』って言ってます(笑)
内装がビニール製品に覆われてますからね。
つまりビニールのタッパーの中で生活してることになるので、
そりゃー結露も出るしカビも生えるよねって事です。
自分が建てている家も、柱や梁など骨組みは木で出来てます。
ここまでは、他とあんまり変わらないかもです??
内装材は、針葉樹のモミの木(フォレストバンク製)です。
モミの木以外は、主に石膏ボード下地にオガファーザーという
紙と木で出来ている壁紙を使っています。
自分の考える『木の家』は、構造材も内装材もちゃんとした木で出来ている
物を言います。
本当の木の家を、体感してみると『ビニールボックス』との違いが凄くわかるので
一度体感してみてください。
弊社モミの木ハウスショールームで体感できますので、住宅をお考えの方は是非お越しくださいませ。