もみの木には適量があります。
クローゼットの内装材をどうするか?
もみの木ハウスの場合は、もみの木を使っています。
理由は、衣類の保存状態を良くする為ですね。
衣類は、繊維でできていますので湿気を呼びやすい。
湿気が衣類にあると、カビが発生します。
カビが発生すると、衣類は終わる(汗)
ですので、湿気対策としてもみの木を貼っていると言う事になりますね。
自分の経験上なんですが、クローゼットにスーツを入れておいたら、カビだらけになり大騒ぎをした事があります。
その時のクローゼットの内装材は「桐(キリ)」でした!
桐は桐タンスに使われているものだから、クローゼットに使うと調湿してくれる!
と言うのは、木材屋さんが工務店に売り込む時のセールストークになるんですが、工務店はそれをそのままお客さんに伝えます!
お客さんは「それは良いな!」って事で採用しますが、実際は調湿は無いと考えた方が良いでしょう。
結局自分は、スーツとその近くの衣類を捨てる事になりましたからね(爆)
もみの木に出会って、木の勉強をやり直した時に桐の事も勉強しましたが、なるほど調湿しない理由もわかりました!
時すでに遅しでしたけどね(笑)
クローゼットなんかは、空調が行き届き辛い場所になります。
だからこそ、自分の場合は調湿機能があり、更には消臭効果もあるもみの木を多く使います。
リビングよりも多く使うのは、それだけ空気の淀みが激しいからになるんですね。
つまり、適材適所に適量と言う事になります。
もみの木は、柾目で無節で凄く綺麗な木材ですが、もっと凄いのが調湿、消臭の機能です。
ですので、その優れた機能をしっかり使う事が自分達の仕事になります。
ですので、必要なところに必要なだけ使うのですが、一般的に空気環境が劣悪になるであろう場所は使う量を多くすると言う適量の把握が大切なんだと考えています。
それは、自分達の経験上から成り立っていますので、もみの木をどこにどれだけ貼るのかは自分達にお任せ頂いています。
その方が過不足なく、お客さんにも快適に使ってもらえるからですね。
もみの木も年間の生産量が決まっていますので、無駄なくかつ不足も無く使う事が必要ですね。
もみの木は、見た目も良いですが見た目だけの為に使っているわけでは無い事を理解していただけると、有り難いです。
お気に入りの衣類を捨てる羽目になるのは、精神的なダメージを受けますからね(笑)
そうならない為に、お任せいただけたらと思います。