住宅の断熱性能を数値で表す事が出来ます。
少し前だとQ値(キュウチ)ですし、今であればUA値(ユーエイチ)ですね。
Q値とUA値の違いは、超簡単に言うとQ値よりUA値の方が正確性が高い事になります。
さて、温熱環境的に快適な住宅を作るには、UA値は大切な事になります。
UA値は数字が小さければ小さいほど性能が高い事になります。
例えば、自分達が作る家は大体0.5W/m2k前後になります。
そして、長期優良住宅を作るにはUA値の計算は必須項目になります。
逆を言えば、長期優良住宅以外の住宅はUA値の計算は必要無い事になり、多分長期優良住宅じゃない家のほとんどは計算していないと考えた方が良いでしょう(汗)
と言う事は、その家の温熱環境は住んでみないと分からないと言う、ギャンブル的な話になる。
だけど、もちろん営業マンは「うちが作る家は暖かいよ」って言う(笑)
そこに根拠は無いけども、売るためだからそう言いますよね!
ここまで説明して外皮計算の重要性が高い事は分かってもらえたでしょうか?
その上で話しますが、この数字って結構いい加減な数値でございます(爆)
そもそも、温熱環境的に優れた家を作りたい場合、UA値の計算をしていない家は論外なんだけれども、この計算って設計時に断熱材を決めて計算をしているだけでして、現場完成後測定している訳ではない!
つまり、計算上は優れた性能の建物であっても実質どうかは、現場の施工で大きく変わる事になる。
ですので、数値的には「冬暖かい光熱費も抑えられる」筈なんだけど、意外とそうなっていない住宅は、どうやらまあまあの確率で存在しているらしいです(汗)
そうなって来ると、お客さん的には何を信じて良いか?って話になりますが、まずは外皮計算をしている会社かどうか?自分の作っている家のUA値を理解しているかどうかは、一つの判断基準になると思います。
そして、1番の判断基準はその会社が作った家に行ってみる事です。
そこで、快適であればそれが答えになると自分は思います。
つまり、温熱環境の良い家が欲しいとなった時に、UA値がわからない(外皮計算していない)会社は厳しい!
だから、外皮計算を全棟やっている会社を見つけ、その会社で建てた人の話を聞き、実際に自分も体感してみる事が、失敗しない方法かなと自分は思います。
山田 雄一
もみの木ハウス新潟では、夏暑く冬寒いという、新潟県の地域特性に合ったお住まいを提案しています。もみの木を内装材として使用した、健康で快適で安心な家族がふれあう素敵な空間をお客様に提供していきたいと考えております。