コンパクトな設計が得意です
家の大きさをどう考えるか?
結論を先に言うと、家はコンパクトな方が生活がしやすい。
そして、住宅の性能も全てにおいて大きい家よりコンパクトな家の方が良くなる傾向にあります。
大体5人家族まではリビングダイニングで11畳が目安になります。
「それでは狭い」と思われる人もいると思いますが、実はそれで十分快適に住まえるサイズになります。
ただ、それはリビングに洗濯物やモノがない状態でないといけない訳でして、それには収納の計画をしっかりしていないと「11畳では狭い」と感じてしまうんだと思います。
ですので、家をコンパクトに設計するには「収納計画」がしっかりしていないと難しいと言う事になります。
そこをクリアしたうえで、コンパクトに設計できると、住宅性能も良く家事導線も良い住宅を作る事ができると思います。
さて、コンパクトな住宅を作れたとすると生活はどう変わるのか?ですが、まずは冷暖房費が安くなる!安くなる上に効きも良くなります。
今の住宅は、部屋ごとに冷暖房をするような非効率な生活はしない方が良くて、家全体をエアコン1台~2台でまかなう感じになります。
そうする事によって、家中どこに行ってもほぼほぼ同じ温度になりますから、体へのストレスも少なくなりますね。
それから、家の掃除が楽になる!
当たり前ですが、面積が少なければ掃除機をかける手間も短く短縮できるので楽ですね!
そして、家をコンパクトにする事の最大のメリットは、建築費を安くできるって事でしょう。
さて、住宅をコンパクトに作ると言う事は狭い空間で小ぢんまり過ごすと言う事ではありません。
不要な部屋を作らず、廊下を少なくして必要十分な広さで生活しよう!って話です。
ちなみに、自分は40坪以上の住宅はゼロでは無いですが、ほとんど作りません。
それは、コンパクトな家のメリットをしっかり理解をしているからです。
逆に大きすぎる家のデメリットも知っている(汗)
だから、なるべくコンパクトに無駄が無いように設計をしているし、なんならコンパクトに家を作るのが自分の得意分野になります。
自分の考えですが、得意な人が得意な事をやれば良いと考えていますから、大きい家が欲しい人は大きい家を作るのが得意な人に設計を依頼した方が良いです。
自分は大きい家の設計はそんなに得意ではないですから、頼まない方が良いでしょう(汗)
下手な人に頼んでも上手くは行かないですのでね。