新潟に大きな地震が来ました
新潟県、山形県またその付近の地域に、大きな地震が来ました(汗)
自分達の地域は震度4でしたが、中々の揺れを体感しました。
子供達が怖くて泣くくらいは揺れて、我が家の被害は食器棚の中の食器が数枚割れる程度で済みました。
震源地の方は、震度6と言う事でかなりの揺れを体感された方も多くいるかと思われます。
さて、地震が起きてから数人のお客さんに状況を確認しましたが「意外と揺れませんでした」とか「震度4にしては大した事なかったです」との回答が返ってきて、ホッとしました。
もみの木ハウスの作る家は「耐震等級3+制振ダンパー」が標準で搭載されている住宅になります。
制振ダンパーは、震度5以上の時に効果を発揮すると言われていますが、震度5以下でも少しは働いているような気もしますね。
まあ、耐震等級3でもピンからキリまであって、地震時の揺れが大きいか小さいかは「家の重心と剛心」の距離が近いか離れているかでだいたい決まります。
重心と剛心が近ければ近いほど、揺れは少ないとされています。
だからうちのお客さんの家は、あまり揺れなかったのだと思います。
まあ、そんな専門的な話をしても難しいですよね(笑)
さて、地震が来たからと言って今の家はそうそう壊れないだろうと思われますが、そこは「単発の地震では」と言う事になります(爆)
地震の揺れは、確実に家にダメージを蓄積させます。
揺れが大きければ大きいほどダメージは残る!
現に、熊本地震では体でわかる揺れが数十回立て続けに来ました。
もちろん2回目以降の揺れの時の方が、倒壊の件数が多かった!
耐震等級2の住宅の倒壊もあったそうです(爆)
つまり、大切なことは地震が来ても住宅にダメージが残らないように、揺れを軽減する事になります。
そのための装置が「制震ダンパー」であり「重心剛心」と言う事になりますね。
災害の時は「デザイン性がいい」とかは何の役も立ちません。
家族を守るために建てた家が、家族を傷つけてしまう事になる(汗)
どう考えるかはみなさん次第ですが、失ってからでは後悔しても仕方ない事になる。
後悔しないために、住宅にはどんな機能が必要なのかをもう一度考えた方がいいでしょう。
もみの木ハウスの家は、少なくとも家族を傷つけないための最低限の備えをしているつもりです。
他社との差別化のためにやっているのではなくて、それが物作りをする自分達の責任になると思っているからですね。
その気持ちのない会社もあります(爆)
だからこそ、どこで建てるかをしっかり選んでほしいと思います。