営業マンがいないワケ
うちの会社には営業マンがいません。
ですので、とても営業が苦手な会社と言って良いでしょう。
カッコ良く言うと「営業しないと売れない家作りはしていない」と言う気持ちで頑張っています!
しかし、営業専属の人が居ない弊社では、たまに同業者から言われるのが「営業専門の人入れた方がたくさん仕事とれるよ」的な事を言われます。
確かにそうなのかも知れませんが、そもそも会社の規模的にも自分自身のキャパ的にも年間10棟がどう考えても限界で御座います(汗)
ですから、年間10棟仕事が取れる営業マンがいたとしても、元々10棟取れているんであれば20棟になる訳でして、とてもじゃないが品質を維持しながらこなす事は今の体制では無理ですね。
もっとも、もみの木の内装材自体の年間生産量もほぼ決まっておりまして、弊社に回ってくる量も決まっている訳でして、今でもお客さんに納期で迷惑をかけてばっかりなのに、受注を増やしても更にお客さんに迷惑をかける一方になる訳でございます。
言えば、営業マンがいない事で人件費が抑えられていて経営的には楽ですし、今の価格で販売できているのは営業マンを雇っていないからになります。
簡単に言えば、営業マンを雇うと言う事は、販売価格が上がると言う事になりかねません。
要するに、生産力と受注力のバランスが悪いと、会社も儲からないしお客さんのローン負担も増える事になる。
確かに、生産力よりも少しだけ受注力が高いと、会社も儲かるしお客さんも適正価格で買える訳です。
受注力が高い方が良いんですが、高ければ良いって話でもない訳です。
要するにバランスですね。
自分達は、自分達の目指した品質の物を作れて、お客さんと仲良く末長い付き合いが出来る事が目標でして「沢山作っていっぱい儲けよう」みたいなノリではない。
専属の営業マンはいませんが、お客さんとしっかりした人間関係を作って、しっかりしたモノづくりをやっていけたら本望だと思っております。
おしまい