資金計画
家造りで1番と言っていいでしょう。
大切な事があります。
それは「資金計画」です。
ここで、失敗すると大変なことになるのですが
あまり重要視されない事が多いです。
資金計画で失敗するパターンは、自分でやってしまう事です。
自分でやると、自分の都合のいい方向に進みます(汗)
「どうにかなる」的な考えは非常に危険です。
住宅の資金計画は、建てる会社と一緒にした方が良いです。
自分の場合は、知り合いのファイナンシャルプランナーにお願いします。
お客様と面談してもらってライフプランを作ってもらうようにしています。
そのライフプランを見ながら、家にどれだけお金を使えるのかを相談していきます。
それと並行で、住宅ローンの検討も重要な事になります。
住宅ローンの選択の仕方で、総支払額や月々返済も変わってきますので
重要な部分です。
「住宅ローンの事は、銀行で聞いてください」
みたいに投げ出す人もいるので気を付けましょう。
自分は数年前に「住宅ローンアドバイザー」と言う資格をとりました。
住宅ローンをお客様と一緒に検討するためです。
その検討ができないと、ライフプランを作った意味もなくなりますからね。
しかし、資金計画をしっかり考えないと、お客様も建設会社もどこまでお金を
使って良いのかがわからないと思うのですが。
「お客さんが大丈夫って言ってるから大丈夫」みたいな無責任な会社も意外と
多いのかもしれません?
築1、2年くらいの中古物件が多いのは、資金計画をやらずに「どうにかなる」で
建築に踏み切ったパターンなんでしょうね。
もっと悪質なのは、普通の建築屋さんはお客様の年収を見れば
「建築に使えるお金がどれくらいか?」は大体想像がつきます。
なのに「このお客様にこの返済は無理」ってわかってて造る会社もあるらしいです(爆)
だいたい、ローコスト系に多いらしいって話ですが。
そんな会社は、最初は安い見積もりで契約して追加で大きく予算を跳ね上げる
みたいですね。
恐ろしい考え方です(汗)
自分の場合は、資金計画通りに進めて行きたい人です。
お客様の無駄な追加工事を止めるのも自分の仕事の1つと考えています(笑)
しっかりとした資金計画と、それを守る家造りがお客様の幸せにつながると
自分は思います。