住宅をいつ建てると損しないか
家はいつ買うのが正解なのか?
自分が思っているのは「欲しいと思ったらすぐ買う」が今のところ誰にでも言えることだと思っています。
よく「子供が小学校に上がるタイミングで」なんて言うのをよく聞きますが、正直そう言う考えの人は損をします(爆)
なぜかと簡単に言えば、日銀の物価目標が2%増だからですね。
物価が2%上昇していると言う事は、今年2000万円の建物が来年には2040万です。
再来年には2080.8万円ですしその翌年になると2122.4万円になる(汗)
つまり、この金融政策が続く限り毎年2%ずつお金の価値は低くなっていくと言う事になります。
まあ、現在超デフレ状態ですので経済全体で見ればとても良い事なんだと個人的には思っています。
ですが、住宅購入に至ってはインフレが良いとは言い切れません。
子供が何歳かにもよりますが、小学校に上がるタイミングが遅ければ遅いほど年々お金の価値は下がる。
つまり、毎月もらえる給料の上昇率はタイムリーではありませんので、単純に値段だけが上がって損をすると言う事になるでしょう。
そんなことを言うと、「家を早く売りたいだけなんじゃない」って言われかねないので言いませんでしたが、実際は今年より来年の方が家の値段は上がるんですね(爆)
とは言え、住宅会社もバカではありませんので、物価が上がったから値段を上げると言う事はしません。
物価が上がった分値段は据え置きにして、品質を落とします(爆)
自分の場合は、品質は落とせませんので値段を上げますけどね(汗)
つまり、普通の住宅会社の場合は通称「ポテトチップスの内容量削減」の作戦をとってきます。
ポテトチップスは1970年ごろは90グラム100円でした。
近年ですと60グラム約90円前後です。
70年ごろは1グラム当たり1.1円で最近は1グラム当たり1.5円になります。
購入金額は安くなっているけども、内容量を調整して実質の値上げをしていると言う事です(汗)
それが、住宅にも同じことが言えると言うことですね。
住宅の場合は、打ち合わせの追加変更で金額を跳ね上げると言う大技を使う会社もかなり多いので、一概には言えませんが、、、、(汗)
ですので、平たく言うと「欲しければすぐ買う」が一番損しないと言うのが今の現状という事です。
さらに言うと、今現在賃貸に住んでいる人の場合は、さらに早く動いた方が良いでしょう。
今の時代頭金なんて貯める必要はない。
そんな事をしている間に、マイホームは手の届かないところに行ってしまいます(汗)
一生賃貸アパートやマンションに暮らすと決めた人は、資産にもならないけど負債にもなりませんので、それはそれで良いでしょうけどね。
どう考えるかは人それぞれですが、住宅の購入を考えている人は一度プロに試算をしてみてもらった方が良いでしょう。
驚愕の数字が弾き出されますからね(笑)
気軽にやってみたら面白いと思います。