外壁を選ぶ前に施工が適切か確認が必要ですね
「外壁をどうするか?」と言う話ですが、自分の考え方ですが「建てた後にお金がかからない」が1番重要な事だと思っているところもありまして、色がどうとかコーディネートがどうとかと言う話をするつもりはありません。
そもそも、ファッションと同じで時代によって外壁や屋根の流行と言うのがありまして、今の時代的に「この組み合わせがオシャレ」と言うのはあるとは思いますが、時代が変わるとオシャレも変わるので考え方的に言うと、オシャレ着というよりかは、作業着の考え方で行かれた方が良いと思っています。
要するに「汚れが目立たない」「丈夫」「洗濯しやすい」と言う考え方です。
さて、外壁を含む外装材は外的要因から家の中を守る重要な部材になります。
そして、全ての外装材に言える事の1つに「湿気(水)に弱い」があります。
どの外装材も瞬間的に雨に濡れるとかは全く問題は無いですが「常に濡れている(湿気ている)状態」と言うのが凄く外壁を痛める事になります。
そもそも、外壁材の表面は雨が上がれば乾きますので、あまり問題じゃ無いです。
問題は外壁の裏側がどうなっているかが問題になります。
要するに「外壁の裏側が乾きやすい状態になっているか?」が外壁を綺麗で長持ちさせる肝の部分になります。
外装材を長持ちさせるには、外装材の裏側に常に空気が流れている状態を作らなければいけないのですが、それが出来ていない住宅会社は非常に多い!
知識が無くて出来ていないのか?知識があってもやってないのかは、分かりませんけども、自分としてはどちらもアウトだと思います。
仕事でやっている以上「無知は罪」ですし「手抜きは犯罪」だからです!
ここで「どう通気を通してどこで抜くか?」なんて言う専門的な事は書いても意味がないので書きませんが、大体バルコニーの壁とか、1階の屋根が掛かっている部分の外壁が傷んでいたり、異常に汚れている場合は外壁の裏側が濡れている!
つまり「通気がしっかりされてなく湿気ている事が多いです」こうなっている建物は外壁メンテナンスの周期が早くなり1回のメンテナンス料も高くなる!
ついでに言えば、屋根材も物によっては劣化が早くなります!
結論を言うと、外装材を何にするかと言うよりも施工がしっかりされていないと、建てた後にとんでもなくお金が掛かっちゃいますよ!
と言う話でございました。
おしまい