プランニング
建築予算と敷地が決まったら次はプランニングを行います。
敷地調査をして、建設予定地の情報を確認し法令関係も同時に調べてから
プランを紙に書いて行きます。
自分の場合、まずは玄関の位置を決めて行きます。
玄関の位置は、道路の位置や向きでほとんど決まりますね。
ここで重要なのは、外溝の見せ方と駐車場へのアプローチも考えておくこと。
そこを一緒に考えないと、見た目も使い勝手も悪くなりますからね。
玄関が決まれば、あとは割とスムーズにいく場合がほとんどです。
自分の場合は、住む人の誰目線で設計するか?を決めてから配置を決めて行きます。
ほとんどの場合は、奥さんですね。
最近の主婦は忙しいです!
仕事を持ってる主婦が多くなってきてるからですね。
しかも家事のほとんどは、奥様の仕事になる事が多い。
家事を楽にしてあげる事は出来ませんが、無駄のない動きが
出来るように設計します。
ということで、水廻りと収納を決めます。
あと残ったスペースがリビングや書斎とかになるんですね。
簡単そうでしょう?
それが、意外と簡単ではないんですよね(笑)
なぜならば、予算を考えつつ構造も考えて、さらには冷暖房の空気の流れ
などなど色々まとめないといけない事があるからです。
これは、素人では難しいでしょう。
プロでも出来てない人いますからね(汗)
それで、出来上がるプランは1つだけです。
当然お客様にプレゼンするのも1つだけです。
2つも3つもプランを出して「どちらにしますか、
お客様の家ですからお客様で決めてください」
みたいなのは、好きじゃありません。
洋服をオーダーメードして「どちらがお客様の体形に合いますか?
お客様の洋服ですのでお客様が決めてください」と同じです。
それをする人は、プロではない。
「あなたの体形であれば、これが一番似合う形です」
と言いたいですからね。
プランニングはすべてをまとめる総合力が必要って事です。