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住宅をいつ建てるとベストなのか?

今で言えば消費税増税が来年4月ですので目の前です。

だから建てようか?ってなるかもしれません。

間に合えばそれも良いかもしれませんが、

家を建てる動機が「損したくないから」ってのは良くないです。

「損したくない」と考えた家は、そこまでの家にしかならないです。

住宅は「建てて満足」で終わる物ではないですからね。

では、いつ建てるべきなのか?

 

それは、人によって色々ですので明確な答えはありません。

 

ただ言えるのは、家は良くも悪くも後の世代に残ってしまうって事です。

失敗例ですが・・・

自分の実家の場合は、子供たち(自分達)が

全員20歳を超えてから建てた家です。

そのころ、自分たちは実家を出て暮らしていました。

そこに暮らしていたのは、自分の祖父母と親夫婦です。

将来的に自分と同居出来るように、そこそこ大きい家を建てました。

結果的に、現在同居をしています。

ですが、同居を始めて約1年(築10年くらい)で増改築しました。

今度は、4世帯での暮らしになりますから、

生活スタイルも会いませんし部屋も足りない。嫌だけど仕方がないって感じです(汗)

なぜ、このような事になったのか?

それは「家を建てた時は、2世帯で生活していたから自分と同居後の想定は出来なかった」

って事でしょう。

さらに言うと、さらにその先家族構成がどうなって行くのか?

が読めていなかったって事です。

さて、これから自分の家は将来どうなるのか想定すると、

子供たちは独立して、家を出て行くと思います?

それで、増改築で膨れ上がった住宅に、自分と奥さんの2人で住む事になるでしょう(汗)

これは、自分の地元ではこれから多くなる現象です。

 

では、根本的にどうしたら良かったのか?

自分の家の場合、昔の母屋を残して隣に自分の親が老後生活する

小さい家を建てれば良かったです。

そのご、自分が同居する時に母屋を壊して新しく子育て世帯の

住宅を建設すれば良かったと考えます。

そうすれば、ローテーション出来る新しい形の多世帯同居が

出来たと思いますが、「時すでに遅し」って感じです(汗)

 

何が言いたいのかと言うと、自分の子供達に何を残したいか?

で、家を建てる時期は決まるって事です。

今現在、子育て中で家を建てるなら「子育て世代の家」が子供に残るって事です。

これから、老後の家を建設したいって事であれば「老後生活しやすい家」

が子供に残るって事です。

これからの時代、生活スタイルに合わせて住宅は住み替えて行く時代です。

あなたが「子育て世代の家」に住んでいて子供が結婚するので家を建てる場合、

近くに「老後生活しやすい家」を建ててもらってください。

それで、あなた達は「老後生活しやすい家」に住んで、

子供に「子育て世代の家」を軽いリフォームをして譲渡してください。

一度その形を作れれば、あなたの子孫は世代ごとに、無駄に家にお金を使う事は

無いでしょう。

とは言え、そんなに上手くいかない場合もある。

その時は、一時的に人に貸して賃貸収入を得てください。

もしくは、一時的に賃貸住宅を借りてください。

そうやって、住宅と言う資産をうまく活用していくべきでしょう。

ただし、それをするには耐久性のあって、築年数がたっても快適に生活できる

住宅が必要です。

量産タイプの住宅では絶対無理でしょう、30年後に大規模フォームを

しなければ住めない住宅だから金銭的に無理です。

言い方悪いですが、子供達にとって「将来資産にならない家は、ゴミ以下です」

解体だってタダじゃないですもん(爆)

 

「子供たちの為に資産(家)を残したい」と考える人もいると思いますが、

残念ながら今現在そう考える建設業者は、超少数派です(爆)

建設業界も変わらざるをえない時期がきっと来ますが、

業界が変わるのを待っていたら、いつになるか分かりません?

 

今自分に出来る事は、そんな自分と同じ考えを持った

お客様の資産を造る手伝いをする事です。

そう考えています。

 

 

「日報住まいのリフォームフェア2016  新潟会場」にモミの木ハウスも出展します。

「日報住まいのリフォームフェア2016」

 

 

 

 

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株式会社もみの木ハウス新潟  代表取締役 山田雄一

山田 雄一

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