住宅会社が建てて終わりになる理由
住宅会社は家を作る事が仕事になります。
普通の住宅会社は、建てて終わりの狩猟民族形の仕事スタイルが多いでしょう。
つまり、売ったら終わりって感じの会社が多い!
それは、別に悪い事でも何でもなくて「新築が得意な会社だから新築だけをしています」って事だと思います。
まぁ、それはそうなんですがお客さんにとっては、家は建てて終わりじゃなくてスタートになります。
結婚で例えてみると、結婚するまでは熱心にアプローチするけども、結婚したら「家庭のことはあなた好きにしてください」と言っているようなもんですね(汗)
企業のスタンスとしては、別に悪い事をしているわけでは無いけども、なんか寂しい気がするんですよね。
車だって、1~2年に一回は車検があり車を所有している限り付き合いが続く訳ですが車の数倍から数十倍の値段の買い物だけど、住宅の場合は付き合いは無くなるケースが多いです。
それは、何故か分かりますか?
自分は分かります。
それは工務店側が売る人を選んでいないからです。
つまり言うと、嫌いな人の家も建てている事がまず1番の理由でしょう。
嫌いな人の家を、仕事だから仕方ないと言うスタンスで考えていれば、自然と足が遠のくのは当たり前の話になります。
いくら仕事だとしても、基本嫌な人には会いたく無いからですね!
自分達の場合は、家は建ててからがスタートだと考えていますので、嫌いな人の仕事はしません(爆)
さっき、結婚の話もした通り家作りと結婚はすごく似ていて、そもそも嫌いな人と結婚する人はいないと思ってて、離婚するには嫌いになる理由があるから離婚する訳です。ほとんどの場合がですね!
自分の場合は好き嫌いと言うか、合うか?合わないか?だと思っているんですね。
ただ、そこで問題なのは「この人とは合うからここで建てよう」となっても、大きい会社の場合その人は転勤になったり辞めたりします。
どの業界もそうだと思いますが、能力の高い人は辞めて独立しますからね!
そうなったら、結局誰とどう付き合えば良いのかが分からなくなり、辛くなるのは「お客さん」と言うパターンになる。
そうならない為に自分は、自分の考え方をブログに書いたりしています。
ですので、会うまでもなく判断して頂けるとも考えています。
お客さんはそこでの判断をした上で、会って実際に会社やそこに働く人を見て選んでいますし、その時に自分もずっと付き合っていける人か?を見ています。
そこで、合わなければ「さようなら」で良いわけでしてそこを追いかけることはしない。
そこで、お互い合うと判断したらやれば良いだけの話で、とてもシンプルだと思います。
自分達はこれからも、ずっと付き合っていける人の家だけを手がけていこうと思います。
それが、お互いの為だと自分は思っているからですね。