家は安い方が良いと考える人へ
安い家にも高い家にも理由があります。
しかしながら、買う側からしたら安い方がいいと考える人が多いと思われます。
それは、「高くても安くても家は家」というだいぶ大雑把な考え方の人が多いのかもしれません。
その考え方でいうと「ダイヤでも水晶でも宝石は宝石」みたいな事に近いでしょう(汗)
自分からしたら、ダイヤと水晶の違いはよくわかりません(汗)
だとしたら、安い方がいいんじゃない?みたいな事なんでしょう?
でも、実際鑑定士に見てもらうと資産価値は大きく差が出るという事ですね。
それは、住宅でも一緒ですね。
住宅は住んでみれば結果はすぐでるんですけどね。
安い家の場合は、高い家には当たり前に付いている機能がありません。
それが、安い理由ですね。
ですので「安いから得した」なんて考えていると以外とそうでもない事の方が多いでしょう。
長い目で見れば、安い家と高い家とでは、かかるお金は逆転する事が多いですからね。
もちろん、光熱費なんかも変わってきますが、一番大きいのはメンテナンス費用でしょうね。
安い家は、使っている素材のほとんどが最低ランクのものになります。
車で言えば軽自動車でしょう。
10年過ぎたら「あっちこっちが壊れ始める」その補修には全てお金がかかる事になります。
だから、長く乗るなら普通車買いましょうよって話です。
もちろん住宅は、10年とかのスパンでは建て替えられません。
住宅ローンが35年ですから、少なくとも35年以上は住みたいですからね。
でも、安い家を買ってしまうと35年の前に建て替えの検討が必要になるかもしれません。
安いから仕方ないのですが、安くても高いのが住宅ですね(汗)
ですので、建てる前の段階での判断が重要になる。
「そうは言ってもお金がないんです」って人もいるでしょう。
気持ちは分かるんですが、お金がないから安い家を買うという判断は、とても愚かな判断でしょう。
お金がないなら、家は買わない方がいい!
下手に安いものに手を出すと、人生の負債になるからですね。
どう考えるかは本人次第でしょうけども、後悔しても簡単に建て替えられないのが住宅になります。
慎重に考えて欲しいと自分は思います。