住宅の品質をどう保つか?
自分の結論は「マニュアル通りに作る」になります。
料理で言えば、レシピ本やクックパッドに沿って作るのと一緒です。
そのマニュアルに沿って作れば「毎回同じ味」つまり何回作っても同じ品質を再現する事が大切です。
住宅業界のアルアルですが「大工によって家の品質が変わる」と言うのが、どうしてもなくならない(汗)
それは、人が作るものだから仕方ない部分はある物の、性能に関する部分に品質差が出るのは問題である!
だからこそ、マニュアルが必要になる訳です。
自分達の場合は、イノスグループに加入をしておりまして、そのマニュアルに沿って家造りを行なっています。
現場の担当は、図面通りに且つマニュアル通りに作業されているかをチェックするのが仕事になります。
ですので、マニュアルが品質の崩壊をさせない為の防波堤になっております。
だから、マニュアルは厳守する上に、現場担当がチェックを行い、イノスグループの検査担当がそれを更にチェックをすると言う2重3重のチェックが敷いてある!
それ無くして、品質を保つ事は不可能と考えています。
自分は技術系の経営者になりますが、夜に安心して寝れるのはマニュアルとチェック体制を敷いているからになります!
このシステムが無い場合、安心して寝れる日がなくなるでしょう(笑)
不安で目が覚めるからですね(汗)
ですので、マニュアル&チェック体制のシステムを組んでいるのは、お客様の為と言うのは勿論の事ですが、自分の精神安定上も良い訳ですので、自分が好きなwin.winの状態にある訳です。
更に、言えば職人達にも良いでしょう。
カンニングペーパーを堂々と見ながらテストを受ける様なものですので、迷いなく100点が取れるのは作業をしていても、気持ちが良いと考えます。
「どうしよう?」って迷いがありながらの作業はストレスがかかりますからね(汗)
さて、それを踏まえた上で自分の場合、住宅は「感覚」で作って行きます(笑)
誰がどう使うか?どう見せたいか?などを「妄想」しながら全てを決める!
もちろんマニュアル的な納まりや、外部も内部も空気の流れを考えたり、季節や時間で変わる光の入り方等もデータをとって「感覚」で決める。
つまり、もみの木ハウスの家造りは「堅実な施工」と「イマジネーション」のバランスを取る事によって、品質を確保しながら創造的に作り上げられている住宅になります。
文章で書くと「カッコイイ」ですが、実際は泥臭い作業の上に成り立っています(笑)
その泥臭い作業を自分達は「努力」と言っています。
お客さんを筆頭に、皆が幸せになる努力をただただやり続けて行くのが、自分達なのかなと思って日々やっています。
山田 雄一
もみの木ハウス新潟では、夏暑く冬寒いという、新潟県の地域特性に合ったお住まいを提案しています。もみの木を内装材として使用した、健康で快適で安心な家族がふれあう素敵な空間をお客様に提供していきたいと考えております。