住宅を購入する時に、住宅雑誌やインターネットやショールームに行って情報収集をするのが普通だと思います。
自分達にマッチした、金額や家の性能を調べて比べて、その中からお願いする会社を決めていくと言う作業になります。
もちろん、そこには人間関係も加味されての判断になる。
どんなに自分達にマッチした家でも、担当者とのマッチングがうまく行かなければそこでは建てない事になります。
逆を言えば、家はそうでも無いけど担当者との相性が合えば、そこで建てる人がほとんどになると言うのは「建築会社を選んだ決め手」のリクルート統計を見ると「担当者の対応が良かった」が毎年1位になっている事から明らかになります。
さて、お客さんも建築会社を選んでいる訳でございますが、自分達もお客さんを選んでいます。
簡単に言えば「自分達と合わないお客さんの仕事はしない」と言う事になります。
それが、良いのか悪いのか?と言う話ですが、ビジネス的には終わっている発想になりますが、精神安定上は非常に良いと考えています。
自分達の考え方は「お客さんとは、建ててからが本当の付き合いの始まり」と考えております。
ですので「建てて終わり」では無いので、嫌いな人の家を間違って建ててしまうと、嫌いな人の家のメンテナンスを死ぬまでやらなくてはいけない訳でございまして、非常に精神安定上良く無い訳です。
逆に自分の場合は、好きな人には尽くしたいタイプですので、好きな人の家を建てると言う事は、非常に精神安定上良い訳です。
メンテナンスも喜んでやれるし、喜んでもらえたり、頼りにされると幸せになる(笑)
そんな事をやっていると、爆発的に売り上げが上がる事もない訳ですが、お客さんとは友好な関係を築いていく事が出来る。
どっちが大事かは、経営者の考え方になります。
自分の場合は、圧倒的に後者の考え方になる訳ですが、前者が悪いとも思わない。
ただ単純に、考え方が違うだけの話になります。
お客さんにとっても、好みは分かれると思います。
建築中は「お客様は神様になりたい」タイプとそうじゃ無いタイプですね。
自分の場合は、お客さんとはフラットな関係でやりたいタイプになります。
ですから「神様扱いしてくれないと嫌だ」と言う人はウチには来ない方が良いでしょう。
お互い時間の無駄になるからですね!
最近は、自分もお断りの技術が向上していますので、自分と合わないお客様を不快にして帰すような真似はしません。
今は、上手にお断りをやれている気がします。
「お客さんも建築会社を選ぶが、自分達もお客さんを選んでいます」と言う話ですが、それはには「長い目で見た時にお互いの精神の健全を保つため」とご理解をして頂けますと、ありがたいと思います。
山田 雄一
もみの木ハウス新潟では、夏暑く冬寒いという、新潟県の地域特性に合ったお住まいを提案しています。もみの木を内装材として使用した、健康で快適で安心な家族がふれあう素敵な空間をお客様に提供していきたいと考えております。