「どうせなら大きい家」は間違いか?
家の大きさをどうするか?
自分の場合は「なるべく小さくする」が目指すところになっております。
とは言え、生活が出来ないほどや動線が悪くなるほど極端な事をする訳ではありませんよ!
世の中には「一生に1回しか建てないのであれば、住宅は大きい方が良い」と考える人もいると思いますが、それはそれで良いのだけれども、大きい家って後々大変ですよって事です。
住宅は広ければ広いほど掃除する時間も長くなるし、当然光熱費も高くなるわけです。
そして、大きい家は建てるときの値段も高いわけです。
更に言えば、メンテナンス費も大きければ大きい程お金がかかります。
当然ですよね(汗)
つまり、大きい家に住むって事は後々お金がメッチャかかるって事です。
それを理解した上で大きい家を買うのは良いですが、理解していないのだとすると後に大変な目に遭うって事です。
営業マンは「小さい家が良いですよ」なんて絶対に言わないですよ。
だって、自分の売り上げが上がるからですね。
それを止める意味はないわけです(汗)
大体自分が作る家は30坪〜35坪位が平均になります。
生活スタイルや住む人の人数によって、多少の前後はありますがこのサイズで充分だと考えています。
とは言え、ただ単純に「家のサイズだけを小さく作ってはい終わり」って訳ではなくて、間取りを工夫してサイズ以上の広さを確保できる様にしています。
簡単に言えば、廊下を減らして生活空間や収納スペースを広くとれるようにしています。
これは、断熱性能や機密性能を上げているからできる間取りになります。
普通の家でやったら、寒い家になりますので注意は必要になりますね。
大事なのは、坪数は小さくても広く生活できる事だと思います。
坪数を大きくしても、廊下が長い家だったりすると自分が作る家よりも、狭い生活空間になる可能性はいくらでもある訳です。
しかも、坪数は大きくので先に言った通り掃除の手間は増え、お金がたくさんかかる家にもなる可能性が大いにあるって事です。
でも、最終的にどう考えるかはお客様になります。
先にも言いましたが、営業マンは坪数の大きい家になる様に背中を押してくれます。
それに乗っかるのが自分達家族にとって良い事なのか?悪い事なのか?はお客様の判断で決まるんです。
ここは、慎重に考える必要があると思われます。
おしまい