断熱気密性能は重要
「住宅は基本性能が大事」って事はこのブログを読んでる人はわかっていると思います。
基本性能の中には耐震性能、断熱気密性能等がありますが、今回は断熱気密性能のお話です。
断熱気密性能が高い家は簡単に言えば「外気温に影響されづらい」って事です。
つまり、夏涼しくて冬暖かい家って事ですね。
断熱気密の高い家は家の中の危険も排除してくれます。
今の時期ですと、家の中で起きる事故のナンバーワンはお風呂やトイレでのヒートショックです。特に寒い日が危ない!!
断熱気密性能の低い家は暖房で温められた熱を留めておく事が出来ませんので、どうしてもリビングやダイニングの人が居る所だけの暖房になります。
そうすると、廊下や洗面所やトイレなどには暖房の熱は届いていきませんので温度差が生じます。
人間は良く出来たもので、寒いと感じると体温維持の為に血圧を上げるように脳から心臓に指令を出します。
お風呂場なんかは寒い上に裸になります。
そうなると血圧は急上昇する事になりますので、脳の血管が弱っていたりすると血管が切れたり詰まってしまう事があります。
これは家の中の温度差が原因で起きる事故です!!
という事は、断熱気密性能を上げて家の中の温度を均一にもっていければ、防げる事故でもあるということですね。
じゃあ断熱気密性能はどうすればわかるのでしょうか?
断熱気密性能は設計者が設定します。
つまり計算上の話でしかない。
設計上の断熱気密性能値は高くても現場の施工能力が伴っていない場合は、性能値通りの効果は出ません。
車の燃費のカタログ値みたいな物です!
「思ったより燃費がのびない」ってやつです(笑)
その会社の断熱気密性能を知るためには方法は1つしかありません。
モデルハウスとかではなく実際にその工務店が建てた家に行って体感するしかない。
モデルハウスは嘘をつけますが、実際住まわれているお宅では嘘はつけません(汗)
実際に住んでいる人が本当のことを教えてくれますからね。
ちなみに言っておきます。
ほとんどの建設会社は断熱性能の標準仕様というのがあります。その標準仕様というのがその会社で出来る最高の断熱性能です。
それ以上を要求してもそれ以上にはならないってことです。
営業や設計は「出来ます出来ます」みたいに言いますが現場はできないって事です(汗)
設計の計算上は出来るかもしれませんけどね?
F1カーを造った事のない自動車メーカーに「F1カーを造ってください」って言ってる様なものですから無理に決まってます。
通常造っている物以上のものは造れないものですよ!
通常作っているものを体感しての判断が失敗しない方法って事なりますね!!
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最近「もみの木」という事を売りにしたグッズ等を売り出しているお店があるようです。弊社が扱うもみの木とは関係はありませんのでお問い合わせは販売しているお店にお願いします。フォレストバンクのグッズはネットともみの木の家を建てる会社でしか販売いたしておりません。
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