清潔な家
住宅の中を清潔に保つことは、
今の住宅では難しい事かもしれません。
「毎日掃除してるからうちは大丈夫」
って皆さん思うでしょうが、
掃除してるという事と清潔は違う。
例えば、洗濯機の洗濯槽の内側を
徹底的に綺麗にしても見えない裏側が汚れて
いたら清潔な環境ではないって事ですよね。
住宅でも一緒です。
湿度の調整が出来ない内装材の場合
生活から出てしまう湿気は布製品や紙製品また家具の裏
にうつります。
布製品で言うとカーテンや絨毯や布団などなどです。
水分が多くなるとそれを餌にカビの発生が始まります。
カビが発生するとそれを食べるダニが発生し、
またそのダニを食べる大きなダニと言う風に
食物連鎖が始まってしまう。
そうなって来ると、いくら毎日掃除をしても
室内を清潔に保つのは至難の業になるって事です。
今年は今のところそうでもないですが、梅雨時期
なんかは室内の湿度は80%を余裕で越えてきます。
さらに、外で物干しが出来ないので室内に洗濯物を
干す事になると室内の水分量は半端ではない。
除湿器1台くらいでは話になりません。
その状態をほっておくと爆発的にカビ、ダニが繁殖
する事になる。
そうなってくると人体にも影響が出て来る。
この時期にアレルギーや喘息になる人が多いのはこのせいですね。
カビの胞子やダニの死骸や糞を大量に吸い込む事になりますからね(汗)
アレルギーの検査を医師にしてもらって「ハウスダスト」が原因
みたいになると、ご主人は奥さんを責めたくなるでしょうが
それは大きな間違いです。
原因は家の可能性が高いって事。
家が原因の場合奥さんがどれだけ掃除を
頑張っても状況は改善されないはず。
敵は目に見えない部分にありからね。
モミの木の家の内装材は調湿効果を狙って
天然乾燥の柾目材のモミの木です。
ですので、梅雨時期でも湿度60%前後です。
洗濯物を干しても60%前後になる。
ですのでカビが発生する事がない。
これは自分の家で実験済みなので間違いないです。
内装材の違いで室内を清潔に保てるかは決まって来ます。
努力では解決できない問題です、
根本を変えなきゃ無理って事ですね(汗)
木の調湿実験をしました。
詳しくはこちら➡モミの木調湿実験