家を資産にすると言う考え方vol.2
家を資産にするには?と言うブログを書いておりまして、今回は第2話目になります。
第1話では、構造計算大事だよ!と言う話でしたが、今回は住宅の快適性について書いていこうと思います。
住宅の快適性でよく話題に上がるのは「断熱性能」だと思います。
断熱性能は、外皮計算をして性能を数値化する事ができます。
単位で言えばUa値(ユーエーチ)C値(シーチ)とかですね。
Ua値、C値共に数字が低いほど性能が高い事になります。
ですので家を買う場合の参考にしてもらえたらと思います。
ただし、Ua値C値だけを信用するのは危険だと自分は思います。
設計値は良い数字を出していても施工の問題で、断熱材の欠損や経年変化による断熱材の落下等で設計値が出ていないケースも多々見うけられますので、用心が必要ってことです(汗)
断熱性能は高ければ高いほど良いですが、高ければ高いほど冬場暖かいって事ではないです。
断熱性能が高いって事は「外気温に影響されにくい」って事です。
簡単に言えば「冷暖房が効きやすい」とか「温めたものが冷めにくい」って理解をしていただけたらと思います。
つまり、一度温まったら(涼しくしたら)それを長く保てる能力を断熱性能と呼びます。
要するに水筒の保温能力の家版って事ですね。
これが、断熱性能が高いと冷暖房費が抑えられると言うロジックになります。
それを理解した上で、家を資産にする為にはって話ですが、設計値として高い断熱性能値が当然必要なんですが、それだけではなくて施工する施工知識と施工能力が必要な上に、性能劣化の速度が低い断熱材やサッシの選定も必要になってくる訳でございます。
ここの部分は素人が「ああしろ、こうしろ」と口を挟めるところではありません!
わかっていないと絶対分からないマニアックな部分だからですね(笑)
逆に「断熱性能(断熱材やサッシ)はどうしましょうか?」なんてお客さんに聞く様な会社で家を作る場合、その家は資産にはほど遠い場所にあると思われた方が良いでしょう!
「お客さんの資産になる様な家を作りたい」と考える会社は絶対そんな事は聞かないからですね(汗)
さて、次回は内装材の話を書いていこうと思います。
つづく