板目と柾目
木材には2種類の木目のとり方があります。
板目(いため)と言う取り方と柾目(まさめ)と言う取り方ですね。
板目はタケノコの断面ような木目になります。
柾目は縦にまっすぐな筋がはいる感じの木目になります。
この二つの製材の違いで、木の特色は相当変わります。
板目は木に反ると書くくらいですので、反りが出る木材のとり方です。
つまり狂いが大きいと言う事ですね。
柾目は木に正しいとかきます、つまり狂いの少ない木材のとり方になりますね。
それをふまえて、板目が良いか柾目が良いかって話ですが、それは適材適所だと思います。
自分の場合は、構造材や下地材なんかは板目材ですし内装材なんかの狂いが出て欲しくない所には柾目材を使っています。
普通の会社の場合は、あんまり何も考えていない様なので、構造も内装も板目材が多いかな?(汗)
自分の場合は、床はもちろんもみの木の柾目材ですし、壁や天井に貼る板ももみの木の柾目材になる。
その他で言うと、サッシ枠なんかももみの木の柾目材になります。
柾目材の良い所は、薄い板でも狂い辛いと言う事です。
ですので、サッシ枠や開口枠も薄く作れる。
枠が薄いと、空間をスッキリスタイリッシュに見せる事が出来ます。
逆を言うと、枠が厚い材料ですと野暮ったく見えてしまう。
つまり、板目材の枠材を使っている会社の家は、印象的に野暮ったくなる(汗)
板目材の場合は、狂いやすいので板の厚さで狂いを止める為ですね。
狂いやすければ狂いやすいほど、板厚を厚くする必要があるって事ですね。
ところが、最近の建築屋さんはその辺を分かっていない人達がいるようで、サッシ枠や開口枠をスッキリ見せたいのか、薄い板目材を使う人が出てきています(爆)
これは、恐ろしく愚かな選択でして、厚くないと狂いまくっちゃう木材なのに、見た目の為に薄く造るなんてヤバイ行為です(爆)
知らないって恐ろしい事ですが、知らないからこそ出来る事ですね、ヤバいです(汗)
自分達は、木造住宅造りのプロですので、木の特徴や木の特性を把握して。木材を適材適所で使って家を造ります。
それとは反対に、木の特性や特徴をほとんど知らずに、木造住宅を造っている人も多い(汗)
つまり、木なら何でもいい人達です。
どちらの家が住んでいて納得できるのかは、言うまでも無いですね。
木って自然の物です、特徴や特性を知って使わなければ上手くはいかないと言う事です。
技術力の裏付けはここにある‼⇒イノスグループ
お願い
最近「もみの木」という事を売りにしたグッズ等を売り出しているお店があるようです。弊社が扱うもみの木とは関係はありませんのでお問い合わせは販売しているお店にお願いします。フォレストバンクのグッズはネットともみの木の家を建てる会社でしか販売いたしておりません。
正規商品は「のんき工房」までお問い合わせください!!
また、フォレストバンク製品に似せたもみの木の床等が出回っているようです。人工乾燥材のもみの木は不思議な力は無いかもしれません。正規なもみの木は「フォレストバンク」の製品を、「健康な住まいづくりの会」の正規会員よりご購入される事がよろしいかと思います。現在、7社ほど偽りのもみの木を扱う会社を確認しています。「フォレストバンク」製品かを今一度お確かめください。悲しいお問い合わせが来ております。正規品は「健康な住まいづくりの会」の正規会員よりご購入された方が安心です。騙されない事を祈りますが、欲が騙します。お気を付けください!!
木の調湿実験をしました。
詳しくはこちら➡モミの木調湿実験
もみの木ハウスのオススメ家具⇒カリモク AID新潟