住宅の耐震性、強度を表す「耐震等級」と言うものがあります。
耐震等級は1から3まであり、3が最高で1が最低限と言う事になります。
耐震等級1が1.00とすると、1.25倍の強度の建物が耐震等級2になり、1.5倍の強度の建物が耐震等級3になります。
この耐震等級と言うのは構造計算上の数値で計算上3を取るのは、そう難しくは無いと思われます。
ですので、耐震等級3は自分の中では最低限の性能と考えています。
自分達が作る住宅は耐震等級3は当たり前になり、更に建物の重心と剛心のバランスをとる為に普通の構造計算よりも精度を上げた構造になります。
更には、制振ダンパーを標準仕様で装備している住宅になっています。
それは、やり過ぎなんじゃ無いの?って言われる事もあったりしますが「安全にやり過ぎなんてないんじゃない?」と自分は思っています。
だって、下手な家作りをしていると災害があった時に、自分が作った家がその家族を傷つけてしまう凶器になるからですね(汗)
住宅は家族が幸せになる為の道具です。
つまり、家族の安心や安全を守る責任が自分達にはある訳でして、そこを「予算が無いから」とか「面倒だから」「手間がかかるから」みたいな理由で家作りをする事は、自分には出来ない!
もし、災害でその家族が傷ついてしまったり、最悪は死んでしまったりしたら、自分的には精神が持つ自信がありません!
確実に病む事になる(爆)
お客さんには「予算が無いからそこまでは要らないです」とか「デザイン性を重視したいから構造は下げても良いです」みたいに言われる事もある!
あるけども、その要望はお断りをしています。
それは、お客さんの為というのがほとんどですが、自分の精神衛生上の為にもお願いをしたいと思います。
どうしても、構造を下げたいとの事であれば、仕事自体をお断りしています。
不幸に邁進していく人の片棒は担げないからですね!
何度も言いますが「家は家族が幸せになる為の道具」になります。
道具であれば強度は必須事項だと思います。
すぐ壊れる道具は、道具になりませんから。
山田 雄一
もみの木ハウス新潟では、夏暑く冬寒いという、新潟県の地域特性に合ったお住まいを提案しています。もみの木を内装材として使用した、健康で快適で安心な家族がふれあう素敵な空間をお客様に提供していきたいと考えております。