コスパの良い家は本当にコスパが良いのか?
「コスパが良い」と言うのは、みなさん好きな言葉だと思います。
自分も好きです(笑)
「コスパ良い」つまり「値段の割に物が良い」と言うことですよね!
住宅に当てはめてみると「値段の割にオシャレなんだよね〜」とか「値段の割に性能が高いのよね〜」みたいな感じだと思います。
当然そう言った商品は売れ筋商品となりますね。
では、自分達の作るもみの木の家はどなのか?自分達が作るもみの木の家はコスパ悪いです(汗)
ただし、それは超短期的に見るとですね!
多くの人は、パッと見の金額で買う買わないを決める傾向にある!
例えば、たまご1パック150円と1パック250円だったら150円を買う人の方が圧倒的に多いでしょう!
卵の品質の差を検討する人はほとんどいない!
つまり「安い」がとにかくお得と思っていると言う事です。
別にそれが悪いと言っている訳ではないけども、住宅と食品は違うと言う事です。
住宅は、長い期間生活をする場になります。
つまりは、住んでいる以上確実に維持費かかってくるし、快適に住めるかどうかは品質にかかってくると言う事です。
維持費に関しては、ランニングコストは当然の事ですが、10数年たてば屋根や外壁のメンテナンスから始まり、30年経つと床材やクロス等の内装材や水回りのメンテナンスと同時に再度外装のメンテナンスが必要になる。
30年目に至ってはリフォーム金額が高額になる為に「建て替え」までもが検討に入ってくる訳です。
もみの木の家の場合、外装のメンテナンスは外通気をしっかり確保して作っているので、メンテナス期間は普通の家より長くなります。
内装のリフォームに至っては、もみの木の床を張り替えの必要がありません。
クロスもオガファーザーを使っているので、汚れた所の塗装(塗装はDIY可能です)で済みますので、クロスの張り替えよりコストはかかりません!
よって、建て替えの検討は必要ないです!
普通にメンテナンスしていれば、100年
は快適に暮らせる計算で作っているからです。
そうなると、最初コスパ良さそうに見えているかもですが、20年〜30年後はほぼ確実にもみの木の家よりはお金がかかる計算になります。
家は建てて終わりじゃない!
建ててからがスタートになる訳でして、そこまで考えて家造りを検討してもらえると将来後悔する事が少ないのではないかと自分は考えております。
と言う話でした。
おしまい