品質管理をどうするか?で出来る家は変わります。
まともな家を作るにはどうしたら良いか?
お客さんが自分の家を作る時に「家ならなんでも良いよ」と考えるのであれば、どんな会社でどんな家を建てても大丈夫です。
ですが「快適で長く住める家を作りたい」と考えるなら、重要な話になります。
まず、まともじゃ無い家ってどんな家かと言うと、耐震性能、断熱性能、気密性能、などの住宅性能がしっかりとしているか?と言う事だと定義をします。
住宅性能は、設定値が各社で違うので、正直なんとも言えないんですが大切なのは、設定値通りの性能が作った家に担保されているかどうかが大事なんだと思います。
良くあるのが「断熱性能が高いから夏も冬も快適で、電気代も抑えられますよ」って話なのに、「隙間風が凄くて寒い(暑い)し電気代も高い」ってやつですね!
それは、営業マンは設定値の話で営業トークを繰り広げますが、現場はそうなっていない事って結構あるってことです(汗)
つまり、誰が現場の管理をしてるのか?管理をする為のマニュアルはあるのか?が大事になってきます。
自分は現場管理出身の人間なんですが、管理人の質で出来る家が変わる事をよく知っています。
現場の質の確保に大事なのは職人の腕も大事だけど、それ以上に管理人の知識量とマニュアルの理解度とチェック体制が建物の質を確保するのに最も大切な要素だと思っています。
中でも、マニュアルとチェック体制が相当大事だとら理解をしています。
もみの木ハウスの場合は、イノスグループのマニュアルがありマニュアルに沿って家づくりをして行きます。
その上で、職人がチェックをし現場管理の人間がチェックをした上で、イノスグループの検査員の検査を受けています。
それによって、質のバラツキを無くす努力をしています。
もちろん、設計時に計算された住宅性能に関する部分は、最重要チェックポイントとなります。
日々沢山の住宅が建築されていますが、その全棟がしっかりした品質管理をされている事を自分は願っていますが、そんな事はあり得ませんね!
皆さん安い家が好きですからね(爆)
安い家の場合は、そんな面倒な事はしません。
しませんと言うか、出来ないでしょう。
予算が無いわけですから、品質管理に使う予算も無い訳ですもんね。
結論を言うと「安くてまともな家は無い」なんですが、値段が高いから品質が高いと言う確証も無いのが日本の住宅でございます(汗)
だから、家作りって業者選びなんですね!
「何を建てるか?」ではなくて「誰が建てるか?」の方が物凄く重要と思っています。
おしまい