コンパクトな間取りを作る考え方
「家は可能な限り小さく作るべきである」と自分は思っております!
理由は、家は小さければ小さいほど住宅性能は高くなる傾向にあるからです!
故に、自分は無駄に大きい家は作らないと心に決めております。
とは言え、窮屈を感じるほどでは問題がある訳ですよね!
では、どうやってコンパクトだけど窮屈に感じない家造りをしているかと言うと「無駄な廊下を減らす」が大きな鍵を握っております!
これって、簡単そうで意外と難しい!
ただただ、間取りの廊下をなくすだけだと家として成立しなかったり、リビングにトイレの出入り口がある様な、プライバシーを守れない間取りにもなりかねないです!
そして、コンパクトなサイズの家をコンパクトに見せるのなんて、誰でも出来る事ですが、コンパクトなのに広く見せる技術と言うのも、家のサイズを大きくしない大切な事になります!
例えば、廊下がどうしても必要な部分は逆に廊下の幅を広くして、収納を作り廊下をただ歩くだけのスペース以外に役割を与えてあげる事によって、空間は広く見える上にオープン収納で仕舞いやすく取り出しやすい収納が設計できたりします!
そう言った、細かい事の積み重ねや発想の転換があってこそ、コンパクトプランはできている訳でございます!
それには当然ですが、家の性能や人の習性が分かっていないと難しい事だと思います。
ですが、もしこれが可能になるのであれば、建築費用も土地も小さい土地で良いので、土地購入費用(イニシャルコスト)も抑えられる!
そして、高性能な建物になりますから、光熱費(ランニングコスト)も抑えられるし、いつか来るであろう修繕工事もコンパクト故に安く抑えられる訳でございます。
コンパクトな家はハッキリ言って、良い事しかないですが、家を人に自慢したい人とかには物足りないのかもしれません。
まぁ、そう言う人はウチには来ないかと思いますので、問題ないかと思いますけどね(汗)