何をしないか?パート2
もみの木ハウスは、家造りにおいてやらない事を3つ決めています。
今日はその2を書いていきたいと思います。
もみの木ハウスの場合、もみの木の内装材を使います。もみの木以外はオガファーザーを使います。
ですので、もみの木以外の内装材は使わないと決めています。
それを決めたから、社名がもみの木ハウスなんですね(笑)
普通の会社で住宅を建てるときには、数百からある床材や内装材からお客さんの好みで選べます!
選べますと言うか、選ばないと家が立ちませんので強制的にでも選ばないといけません。
とは言え、どんな床にどんな効果があって、どう良いか?を素人が選びきると言うのは中々至難の技となります。
自分達が車を買いに行って「ブレーキはどうしますか?」とか「ワイパーはどれが良いですか?」みたいな難易度の話だからですね(汗)
知識も経験もないから選べないし、なんとか選べたとしてもその車にBestなチョイスなのかは、不明ですしね!
さて、自分達は内装材を1つに絞っています。
逆を言えば、もみの木の効果や特徴が最大限発揮できる家造りを心がけています。
例えば、もみの木の床はしっかりした中に柔らかさを感じる特徴があります。
床が柔らかいと言う事は、足が冷たく感じづらい事になりますから、そこまで断熱性能をズバ抜けてあげる必要が無くなる!
掘り下げて言うならば、断熱性能は断熱材の密度が一緒なら量を多くすれば、極端な話無限に性能をあげる事が出来ます(現実的ではないですが!)ところが、ある一定以上の断熱量より多く断熱材を入れようとすると、急にコスパが悪くなる!
コスパが悪くなると言うのは、お金をかけた割に性能が上がらなくなると言う事です。
自分達の場合は、コスパが良いところの断熱性能でも十分もみの木床の柔らかさがありますから、寒さを感じない事になりますが、もみの木以外の硬い床を使おうとするならばコスパなんて関係なく断熱材の量を増やさないと寒くて居れなくなる訳です。
素足の文化の日本人は、本当は床が硬くなればなっただけ、断熱性能を上げなくちゃいけないって事です。
でも、それをやっている会社は中々無いですね。
「無垢の床にすると温かみがあります」なんて良く聞く話ですが、無垢の床にも柔らかいのもあれば、超絶硬い物もある!
硬い床をお客さんが選んだとして「無垢の床だと温かみがありますよね」なんて言う営業マンは自分からすると、無知なのか?騙そうとしてるのか?の二択と思います(汗)
「硬い」と「温かみ」は対極にある訳ですからね(爆)
話がズレましたね(笑)
結論を言うと、自分達の家作りに関してはもみの木以外は使わないと言う事にしています。
ここでは書きませんが、もみの木には高気密高断熱住宅の問題を解決してくれる他の効果もまだまだある!
それを生かして、バランスの良い住宅を作る!
それが、イニシャルコストとランニングコストをコントロールする事になり、お客さんの幸せにつながるんだと自分は思います。
だから、もみの木ハウスは「もみの木の内装材以外は使わない」と言う事に決めています。
他の素材で家作りたい場合は、他の会社で建てて頂ければ良いだけの話になりますから、全く問題ないと考えています。