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広告などで『自由設計』って良く見かけますが、

いったい『何が自由なんだろう?』って考えちゃいます??

間取りをお客さんが『自由に決めていいよ』って事なのか?

構造や断熱材や仕上げ材を『自由に選んで良いよ』って事なのか?

自分には理解に苦しむキャッチコピーですね(汗)

設計には、土地の形状、道路の位置や幅、構造、風土、建築基準法、家族構成、

生活スタイル、予算と色々な縛りがあるなかで、住まわれるご家族

のベストを形におこしていく事だと思います。

ですので、自由に設計する事なんてまず無理でしょう?

たまに、自分で図面を書いてきてくれるお客様もいますが

実際それを建てた人はいません。

色々な縛りがあるなかで、設計する人がプロの場合、一般の人が

住宅設計に口を出せる部分は、ほとんど無いと思います。

『プランを3プラン作ってきました。この中からお選びください』

なんて会社は、設計が素人です。

実際やってみれば解りますが、敷地が決まってる場合、

作れるプランは1案かせいぜい2案です。

自分の場合は、お客様にプレゼンする案は1案だけです。

さらに言えば、外観ですと屋根、外壁の種類や色、外溝までトータルで考えての

設計ですので、お客様に選んでもらう物はありません。

これって『不自由設計』って事になるのかな??

だとしたら、『不自由設計』の方が『自由設計』より圧倒的に良くまとまっていて

住みやすい住宅になると思います。

量産メーカーの場合、家の外装から内装までをお客様に選んでもらう形をとってますが、

自分でも2週間以上考えて決めていくものを、初めて家つくりをする一般のお客さんに

『2週間以内に決めてください』で、全てを考慮してベストなコーディネートを

選べるとは思えません?

なんとか2週間以内に選べたとしても、プロから見ると『あの家おかしくない??』

ってなりかねません(汗)

当然その会社の営業マンは心の中で『ダッサ!!』と思っても『斬新で良いですねー』

って言います。だって面倒だし、どうでも良いですもん(爆)

『109の店員か??』ってツッコみたくなりますが、そんなもんです。

『自由設計』も『不自由設計』もお客様が選べます。

『自由設計』を選ばれる場合は、それなりの覚悟をもって、

挑んでもらうしかないですね(汗)

 

 

 

 

 

 

契約は、住宅を造る為の通過点