外観の印象はどこで決まるのか?
家の外観の印象はどこで決まるのか?
結論から言うと、外構工事で決まります。
住宅自体の外観も印象を決める要素の1つではあるものの、決定的な部分では無いです。
自分の考え方ですが、住宅は住む人が快適で使いやすい様に間取りを作りたい訳で、外観の印象のためにそこを犠牲にするのは、本末転倒かなと思っています。
もちろん、どちらも両立出来るのであれば、それに越した事はございませんが、そう簡単に両立するのは難しいのかなと思います。
両立が難しいのであれば、自分は迷いなく外観を捨てます。
その方が、住む人が快適で住みやすいからですね。
そして、住宅自体の外観は優れていなくても、そこは外構工事でリカバリーできるからです。
家で特徴を出さなくても、印象は良くできる訳ですね。
これは、各自の価値観ですのでなんとも言えませんが、建物の外観に特徴を出そうとして間取りの効率を計れていない住宅を良く見ますが、正直「何がしたいの?」って自分は思ってしまう人です(汗)
そして、よりによってそんな建物にかぎって、外構工事が全然やれてないケースが多い様に思います。
言い方は良く無いですが、俗に言う「キヲテラッタダサイイエ」と言う奴です!
これは、誰が原因で起こる事か?と言うと、住宅会社が原因のケースが多い(汗)
住宅会社の設計士なのか?営業マンなのかはわかりませんが、原因はそこにあると思っています。
要するに、設計士が住宅のデザインだけでどうにかなると思っている、未熟な思考を持っているのか?
営業マンが外構工事にお金を取られると、住宅の契約が厳しくなると考えているのか?
その辺は、わかりませんが残念な家は沢山ありますね(汗)
でも、無駄に外壁を斜にカットしたり、屋根を複雑にかける費用があるならば、その辺は普通にして、木の1本でも植えた方が絶対に印象は良くなるのではないかなと自分は思います。
自分の場合、外構工事をやらない家は建てませんが、敷地の制限や予算の制限は当然ある訳です。
だけども、そこは後から素人がどうこうできる部分じゃ無いし、プランの時にそこまで考えてやっていなければ、トータルで印象の良い家は作れないと考えています。
そこも、各自の価値観ですが住宅会社はプロな訳ですので、印象の良い家が出来る様にお客さんを誘導してあげる必要はあると思うのですよね。
予算もしっかり組んで取り組めば良いんだと思います。
間取りも微妙で外観も良い印象を与えられないのは、そのお客さんが可哀想ですからちゃんとやりましょう。
おしまい