進化していきます。
自分達が今作っている家が、今の時点で自分達が作れる最高の家になります。
つまり、去年の家より現在の家は進化をしている事になりますし、今の家より来年は更に進化をしている事でしょう。
昔は「そんな事前に作ったお客さんには言えない」と言う気持ちを持っていましたが、約5年前もみの木を始めた時から変な遠慮は辞めました。
だって、日々技術は進歩していてより良い物は出てきます。
より良い物を知っているのに、使わないと言うのは技術者として「進歩をやめた」と言う事になりますね(汗)
うちの場合は、建てたお客さんが新しい家が出来ると見に来てくれます。
そこで進化を見てもらっています。
だけど、みなさん口にするのは「自分の家が一番いい」と言ってくれます。
新しい技術は、新しいプランやライフスタイルを作ることが出来ますが、それが無かった時にはその時点の最高技術でプランやライフスタイルを作っているわけですから、そうなるんだと思います。
つまり、表現があっているかは分かりませんが「腐っても鯛」と言う事になります。
更に言えば、もみの木の家は時間が経つにつれての経年変化を楽しめます。
だから、新しければ良いのかと言うと「技術的には良いけど、もみの木の風合いに関しては時間が経った方が見た目も性能も高くなる」と言う事になります。
自分達は、自分達の技術や知識を使って、お客さんをより幸せにする事が仕事になります。
ですので、良い物は取り入れるし変えてはいけない所は変えません。
それが自分の物作りの考え方になります。